想定事例|相続のためにフィリピンにいるお子さんを探す

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想定事例

相続のために、フィリピンにいるお子さんを探す

以下は実際のご依頼ではありません。
お問い合わせの多い形をもとに、進み方をご紹介するために書いたものです。

どういうご相談か

お父様が亡くなり、相続の手続きを進めることになった。
戸籍を取り寄せたところ、フィリピンで生まれたお子さんが認知されていることが分かった。ご家族はその存在を知らなかった。

相続の手続きには、相続人全員の関与が必要になります。
連絡先も、いまどこにいらっしゃるかも分からない。分かっているのは、戸籍に記載されたお名前と生年月日、それに二十年近く前の住所だけ。

司法書士の先生からは、所在が確認できないと手続きが進まないと言われている。

進め方

どう進めるか

  1. お手元の資料を拝見する

    戸籍の記載、当時の住所、写真が残っていればその写真。ご家族が把握していらっしゃる断片。
    この段階で、確かめられる見込みがどのくらいかをお伝えします。二十年前の住所しかないという状態は、正直に申し上げて易しくありません。

  2. まず、その住所を訪ねる

    記載されている住所に、いまも同じ方が住んでいらっしゃるとは限りません。むしろ、移られていることのほうが多くなります。
    それでも最初にここへ行きます。近隣に、当時を知る方が残っている可能性があるからです。

  3. 近隣とご家族に尋ねる

    戸籍上のお名前を出しても分からないことがあります。そこで、ご家族の姓や、当時の呼び名を手がかりに尋ねます。
    お母様のご家族が同じ地域に残っていらっしゃれば、そこから現在の居場所につながることがあります。

  4. 見つかった住所を、あらためて確認する

    「あそこに移ったと聞いた」という話が出た場合、その場所へ行って確かめます。
    伝聞のままではご報告できません。実際に訪ねて、そこにいらっしゃることを確認します。

  5. ご本人にお会いするかどうかを決める

    所在の確認だけで手続きが進むのであれば、そこで終わります。
    ご本人に連絡を取る必要がある場合は、どのような形でお会いするかをご相談してから動きます。相続の話をこちらから切り出すことはありません。

手順としては、住所の確認と近隣への聞き取りを組み合わせた形です。
特別なことは何もしていません。記録から調べる方法が無い以上、行って尋ねるほかにないからです。

費用と日数

費用と日数の見当

この想定での組み方

  • 住所の確認+近隣への聞き取り 18万円
  • ご本人との接触まで進む場合  24万円

現地に入ってからは、数日で結果が出ることが多くなります。
ただし、移られた先が別の地域だった場合は、そこへの移動と滞在が加わります。マニラ首都圏の中であれば掲載の金額のままですが、地方州であれば別途お見積りになります。

確かめられなかった場合

当時の住所に該当する建物が無い。近隣に当時を知る方が誰も残っていない。
そうした結果になることもあります。二十年という時間は、それだけの長さです。

その場合も、訪ねた場所と、尋ねた相手と、何と返ってきたかを記載してご報告します。確認できなかったという事実も、手続きの上では意味を持つことがあります。そのまま司法書士の先生にお渡しいただける形でお出しします。

お手続きに使われる場合

ご報告を家庭裁判所や司法書士の先生にお出しになる予定がある場合は、着手前にお伝えください。
何を、どのように記録しておく必要があるかが変わります。あとから撮り直すことはできません。

窓口

同じようなご相談について

相続の手続きで所在の確認が必要になった、というご相談は少なくありません。
戸籍に記載はあるが連絡が取れない。何十年も交流がない。ご家族も存在を知らなかった。事情はさまざまです。

お手元にある資料が戸籍と古い住所だけ、という状態でも構いません。何が確かめられそうかは、拝見した時点でお伝えします。

司法書士や弁護士の先生を通じてのご相談もお受けしています。

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